歯ぎしりの根本原因って?自律神経と骨格から紐解く改善策
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夜中に歯ぎしりをしていると言われたことはありませんか?
または、朝起きた時に顎が痛むことはありませんか?
歯ぎしりや食いしばりは、多くの人が経験する問題ですが、その原因や影響について詳しく知っている人は少ないでしょう。
この記事では、岡山県で自律神経失調症ケア専門 カイロプラクティック施術院「カイロプラクティック健寿」を営んでいる私が、歯ぎしりや食いしばりの問題と、骨格の歪みや自律神経の異常との関連性について詳しく解説します。
また、カイロプラクティックがどのようにこれらの問題に対処できるのかご紹介します。
私は、アメリカのカイロプラクティックドクターからも直接指導を受け、5年間にわたり施術院を経営し、延べ3,000人以上の患者様に対応してきました。
自分自身が自律神経の乱れから様々な身体の不調を経験した経験から、「歯ぎしり、食いしばり、睡眠障害、自律神経の乱れ」など、骨格の歪みから生じる問題に特化した施術を行っています。
歯ぎしりと食いしばりについて
歯ぎしりと食いしばりとは
歯ぎしりと食いしばりは、多くの人が無意識のうちに行っている習慣です。
歯ぎしり(医学用語ではブラキシズム)は、主に睡眠中に起こり、上下の歯を強く擦り合わせる動作を指します。
一方、食いしばりは日中も含めて起こり、上下の歯を強く噛みしめる状態を指します。
これらの習慣は、ストレスや不安、睡眠の質の低下、咬合の問題など、様々な要因によって引き起こされることがあります。
日本歯科医師会によると、歯ぎしりの症状には朝起きた時の歯や顎の痛み、疲労感、歯の欠けや割れなどがあります。
原因としては、ストレスや飲酒・喫煙などが挙げられています。
[引用元: https://www.jda.or.jp/consultation/vol-07.html]
歯ぎしりと食いしばりがもたらす影響
一見無害に思えるこれらの習慣ですが、実は様々な健康問題を引き起こす可能性があります:
- 歯の損傷と摩耗:
歯ぎしりは歯のエナメル質を徐々に摩耗させ、歯の感度を高めたり、歯の形を変えたりする可能性があります。 - 顎関節症(TMJ):
継続的な歯ぎしりや食いしばりは、顎関節に過度の負担をかけ、痛みや不快感を引き起こす可能性があります。 - 頭痛や首の痛み:
顎の筋肉の過緊張は、頭痛や首の痛みの原因となることがあります。 - 睡眠の質の低下:
歯ぎしりは睡眠の質を低下させ、日中の疲労感や集中力の低下につながる可能性があります。
一般的な対処法とその限界
歯ぎしりや食いしばりに対する一般的な対処法として、マウスピースの使用が挙げられます。
マウスピースは歯の損傷を防ぐには効果的ですが、以下のような限界があります:
- 根本的な原因に対処していない
- 長期的な使用が必要
- 違和感があり、睡眠の質に影響を与える可能性がある
また、ボトックス注射や筋弛緩剤の使用など、他の治療法も存在しますが、これらも一時的な効果にとどまることが多く、根本的な解決策とはなりにくいのが現状です。
骨格の歪みと自律神経:歯ぎしりや食いしばりの隠れた原因
頸椎の異常が自律神経系に与える影響
歯ぎしりや食いしばりの根本的な原因は、実は骨格の歪み、特に頸椎の異常にあることが多いのです。
頸椎の歪みは、自律神経系に直接的な影響を与えます。
自律神経系は、体の様々な機能を無意識のうちにコントロールしています。
頸椎には、自律神経の重要な中枢である頸部交感神経節があり、これが圧迫されることで自律神経の機能に異常をきたす可能性があります。
自律神経の乱れが歯ぎしりや食いしばりを引き起こすメカニズム
自律神経の乱れは、以下のような問題を引き起こし、結果として歯ぎしりや食いしばりにつながる可能性があります:
- 筋肉の過緊張:
自律神経の乱れは、顎や首の筋肉に過度の緊張をもたらします。
この緊張が歯ぎしりや食いしばりの一因となることがあります。 - ストレス反応の増加:
自律神経の乱れは、交感神経優位となり、コルチゾールなどのストレスホルモンの分泌を促進します。
ストレスは歯ぎしりや食いしばりの主要な原因の一つとされています。 - 睡眠サイクルの乱れ:
自律神経は睡眠-覚醒リズムの調整にも関与しています。
その乱れは睡眠の質を低下させ、歯ぎしりのリスクを高めます。
骨格の歪み、特に頸椎の異常は、自律神経系に影響を与える可能性があります。
[引用元: https://setagayanaika.com/blog/1067]
なぜ従来の治療法では根本的な解決が難しいのか
従来の治療法(マウスピース、薬物療法など)が根本的な解決に至らないのか。
理由は以下の通りです:
- 症状の一時的な緩和に留まる:
これらの治療法は、歯ぎしりや食いしばりの症状を一時的に抑制するものの、根本的な原因である骨格の歪みや自律神経の乱れには対処していません。 - 長期的な依存性:
マウスピースなどの装置は、継続的な使用が必要であり、装置なしでは症状が再発する可能性が高いです。
これらの理由から、多くの患者さんが長期的な解決策を求めて悩んでいるのが現状です。
カイロプラクティックによる歯ぎしりと食いしばりの根本的解決と補完的なセルフケア
カイロプラクティックは、骨格全体の歪みを調整することで、神経系の機能を改善し、体全体を正常な状態に戻す方法です。
歯ぎしりや食いしばりに対するカイロプラクティックのアプローチは以下の通りです:
- 頸椎の歪みの矯正:
頸椎の位置を適切に調整することで、自律神経系への圧迫を解消し、その機能を正常な状態に近づけます。 - 顎関節周辺の筋肉のリラックス:
過緊張状態にある顎や首の筋肉をほぐし、歯ぎしりや食いしばりの原因となる筋肉の緊張を和らげます。 - 全身の骨格バランスの調整:
頭蓋骨から骨盤まで、全身の骨格バランスを整えることで、体全体の緊張を解消し、自律神経系の機能改善を図ります。
加えて、カイロプラクティック施術の効果を最大限に引き出し、歯ぎしりや食いしばりを予防するために、以下のようなセルフケアを日常生活に取り入れることをおすすめします。
以下は自律神経への日々の負担を軽減するためのものとなります:
- 顎のリラクゼーションエクササイズ:
- 顎を軽く開閉する運動を1日数回行う
- 顎の筋肉をゆっくりとマッサージする
- 就寝前のリラックスルーティン:
- ぬるめのお湯でゆっくり入浴し、体と心をリラックスさせる
- 軽いストレッチや深呼吸で体の緊張をほぐす
- 適切な睡眠環境の整備:
- 頸椎をサポートする適切な硬さの枕を使用する
- 寝室の温度や明るさを快適に調整する
- 姿勢の意識:
- デスクワーク時は背筋を伸ばし、モニターの高さを適切に調整する
- スマートフォンの使用時は首を前に出しすぎないよう注意する
- 定期的なカイロプラクティック施術:
- 月に1-2回の施術を受けることで、骨格の歪みを予防し、自律神経の健康を維持する
- 月に1-2回の施術を受けることで、骨格の歪みを予防し、自律神経の健康を維持する
これらの施術とセルフケアを組み合わせることで、歯ぎしりや食いしばりの根本的な原因に対処し、症状の改善と予防を図ることができます。
ただし、効果には個人差があり、症状によっては他の治療法と併用することが推奨される場合もあります。
カイロプラクティック施術による歯ぎしりや食いしばりに対する変化
私の妻の事例を通じて、カイロプラクティック施術とセルフケアの組み合わせが睡眠の質、特に歯ぎしりや食いしばりに与える影響について、個人的な体験を共有したいと思います。
大学時代から付き合っていた妻は、当時から深刻な歯ぎしりの問題を抱えていました。
横で聞いていると、歯が割れるのではないかと心配になるほど強く歯を噛みしめている様子でした。
私がカイロプラクティックの資格を取得してからは、妻への施術も定期的に行えるようになりました。
さらに、日々のホームケアも一緒に実践してもらいました。
そうすると、妻の毎日に少しずつ変化が現れ始めました。
朝、妻が目覚めると「ぐっすり眠れた」と嬉しそうに報告してくれるようになりました。
以前は朝起きた時に頭が重く、体がだるいと言っていたのが、「体が軽い」と笑顔で話すようになったのです。
さらに妻の体調に関しても、以前はちょっとしたストレスですぐに風邪をひいたり、疲れがたまりやすかったのですが、カイロプラクティックを始めてからは体調を崩すことが明らかに減りました。
そして、私自身が一番実感したのは、夜中に妻の歯ぎしりを心配する機会が減ったことです。
気づいたら、妻の歯ぎしりを気にすることがほとんどなくなっていたのです。
この変化は当時は意図していなかったため、本当に驚きました。
この経験から、骨格の歪みや自律神経の異常が歯ぎしりや食いしばりの唯一の原因ではないものの、カイロプラクティック施術とセルフケアの組み合わせが、これらの問題を含む睡眠時の諸問題を大きく改善できる有効な手段の一つであることを実感しました。
結論として、このアプローチは単に歯ぎしりや食いしばりの問題を解決するだけでなく、全体的な生活の質を向上させる可能性を秘めています。
個人の経験ではありますが、多くの人にとって参考になる事例だと考えています。
また、小林弘幸氏と毛利啓銘氏の共著「自律神経を整えれば『食いしばり・歯ぎしり』は解決する」によると、食いしばりや歯ぎしりは自律神経の乱れと密接に関連しているとされています。
著者らは、「自覚はなくても実は多くの人に見られる『食いしばり・歯ぎしり』。
歯に大ダメージを与えているのはもちろんのこと、疲れやだるさ、頭痛、不眠、イライラ、肩こりなど、さまざまな体の不調を引き起こしていると考えられています」と指摘しています[1]。
さらに、従来の歯科的アプローチだけでは十分な効果が得られない場合があることも示唆されています。
著者の毛利氏は、「日本の歯科医療制度は、諸外国に比べて安価で充実している反面、病気の進行度が進んでいるほど対応が困難となり、その場しのぎの治療が繰り返されることで口腔内全体の質の低下を招く傾向があります」と述べています[3]。
これらの観察は、食いしばりや歯ぎしりの問題に対して、自律神経の状態を含めた全身的なアプローチの重要性を示唆しています。著者らは、自律神経を整えることで、これらの問題の根本的な解決が可能であると主張しています。
Citations:
[1] https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001974.000005069.html
[2]https://x.gd/M2qCO
まとめ
歯ぎしりや食いしばりは、単なる歯の問題ではなく、骨格の歪みや自律神経の乱れが原因となっていることがあります。
カイロプラクティックによる適切な施術と日々のセルフケアで、これらの問題を根本から改善し、健康的な生活を取り戻すことができます。
自律神経失調症ケア専門 カイロプラクティック健寿では、あなたの体の状態に合わせた施術を提供しています。
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