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カイロブラクティック健寿

自律神経失調症のサインを見逃さない!早期改善のためのポイント

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「朝起きると体が重く、何をするにも気力が湧かない」
「仕事中に突然めまいや動悸がして、不安に襲われる」
「夜になってもなかなか眠れず、疲れが取れない」

 こんな悩みを抱えていませんか?
自律神経の乱れは、日常生活に大きな影響を与え、多くの人がその症状に苦しんでいます。
ストレス社会と呼ばれる現代において、私たちの体は常に緊張状態にさらされ、心と体のバランスを崩しがちです。

この記事では、岡山県でカイロプラクティック施術院「カイロプラクティック健寿」を営んでいる私が、
自律神経の役割や異常がもたらす影響、そして骨格の歪みとの関係について詳しく解説します。
また、カイロプラクティックがどのように自律神経のバランスを整えるのか、私自身の体験を交えながらご紹介します。

私は、アメリカのカイロプラクティックドクターからも直接指導を受け、
5年間にわたり施術院を経営し、延べ3,000人以上の患者様を対応してきました。
自分自身が交通事故で首を痛めた経験から、「頭痛、不眠症、首こり、自律神経失調症」など、
頸椎の歪みから生じる問題に特化した施術を行っています。
自律神経の問題に悩む方々にとって、この記事が解決の一助となることを願っています。
それでは、自律神経の異常の原因や影響、そして効果的な対処法について詳しく解説していきます。 

自律神経とは?

自律神経は私たちの体の無意識の機能を調整する神経系で、体内のバランスを保つために重要な役割を果たしています。
自律神経は主に交感神経系と副交感神経系の2つから成り立っており、
これらがバランスを取りながら体の機能を調整しています。


自律神経はどこにあるのか?

自律神経は全身に広がっており、心臓、肺、胃腸、肝臓、腎臓、血管、瞳孔、汗腺など、さまざまな内臓器官を支配しています。
交感神経系の神経は脊髄の胸髄と腰髄に位置し、副交感神経系の神経は脳幹や仙髄に位置しています。


交感神経系の役割

交感神経系は、体を活動的にし、ストレスや緊急時に対応する役割を持っています。
具体的には、以下のような機能を果たします

  • 心拍数の増加: 体がエネルギーを必要とする際に心拍数を上げる。
  • 血圧の上昇: 血流を増やして筋肉に酸素を供給する。
  • 気道の拡張: 呼吸をしやすくするために気道を広げる。
  • 消化活動の抑制: 緊急時には消化を一時的に停止し、他の重要な機能にエネルギーを集中させる。


副交感神経系の役割
副交感神経系は、体をリラックスさせ、エネルギーを回復する役割を持っています。
具体的には、以下のような機能を果たします

  • 心拍数の減少: 体が休息しているときに心拍数を下げる。
  • 消化活動の促進: 食物の消化と栄養の吸収を助ける。
  • 排泄機能の調整: 排尿や排便を促進する。

自律神経が働いている日常における例

例えば、朝起きて活動を始めるときには交感神経が優位になり、心拍数が上がり体が一日頑張ろう!という活動に備得る状態になります。
逆に、夜リラックスして眠るときには副交感神経が優位になり、心拍数が下がり徐々に体が睡眠中に回復するために適した状態に入ります。
これらのプロセスは、自身で意識せずに自動的に行われています。
このように、自律神経は私たちの体の基本的な機能を無意識に調整し、日常生活を支えています。
交感神経系と副交感神経系がバランスを取り合うことで、体内のさまざまなプロセスが円滑に行われています。 

自律神経に異常が生じると?

自律神経の異常とは、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることを指します。
このバランスが崩れる主な原因は、主に過剰なストレスや不規則な生活習慣によって誘発されます。
自律神経は、心拍数や血圧、呼吸、消化などの基本的な生命維持機能を調整しているため、
そのバランスが崩れると体にさまざまな不調が現れます。

自律神経の異常:初期症状とその原因

  • 疲れやすさ:
    自律神経の乱れによって、体が常に緊張状態にあるため、エネルギー消耗が激しくなります。
    これは、まるで車がエンジンをかけっぱなしでアイドリングしているような状態です。
    エンジンが常に回っているため、燃料(エネルギー)がどんどん消費され、結果として疲れを感じやすくなります。

  • イライラ(感情コントロール)
    交感神経が過剰に働くことで、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が増加します。
    コルチゾールは、身体が「戦うか逃げるか」の状態にあるときに分泌が増加し、エネルギー供給や血圧の調整を行います。
    しかし、ストレスホルモンの過剰な分泌は、精神的な緊張を高め続け、イライラや不安感を引き起こします。
    例えば、心理的なストレスを感じる状況(大勢の前でのスピーチや試験など)では、交感神経が優位になり、ストレスホルモンが増加することで心身に負担がかかります。
    この状態が続くと、日常生活においても精神的な安定を保つことが難しくなります。 
    子供のイタズラに対して必要以上に怒ってしまったと感じる親御さんも、自律神経が乱れている可能性があります。
    普段は冷静に対処できることでもストレスや疲労が溜まっていると、感情のコントロールが難しくなることがあります。


  • 睡眠障害
    自律神経のバランスが崩れると、交感神経と副交感神経の働く割合が適切に調整されなくなります。
    通常、夜間には副交感神経が優位に働き、体をリラックスさせて眠りを促進します。
    しかし、ストレスや不規則な生活習慣によって交感神経の働きが過剰になると、
    夜間でも体が緊張状態を保ち、副交感神経が十分に働かなくなります。
    このため、眠りにつきにくくなったり、眠りが浅くなり、本来回復するべき時間の睡眠時間で回復することができず、どんどん身体の状態が悪化する負のループに陥るのです。
    例えば、日中のストレスが解消されないまま夜を迎えると交感神経の活動が続き、リラックスすることが難しくなります。
    このように、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることが、睡眠障害の一因となります。

そして、その自律神経の乱れた状態をそのままにして生活を続けているとより悪化し、以下のような症状を引き起こします。

自律神経の異常:進行した場合の症状

  • 頭痛やめまい
    自律神経のバランスが崩れると、交感神経が過剰に働き血管が収縮することがあります。
    この収縮により脳への血流が不安定になり、酸素や栄養の供給が不足することが原因で、頭痛やめまいが生じることがあります。
    特に、緊張やストレスが続くと交感神経が優位になり、血管が収縮しやすくなるため、これらの症状が現れやすくなります。

  • 動悸や息切れ
    交感神経の過剰な活動は心拍数を増加させ、心臓が不規則に拍動する原因となります。
    これにより、動悸や息切れを感じることがあります。
    特に、ストレスや不安を感じたときには、交感神経が活発になり心拍数が上昇します。
    これが動悸や息切れの原因となります

  • 消化器系の不調
    自律神経の乱れは、消化器系の機能にも影響を及ぼします。
    交感神経が優位になると、消化活動が抑制され胃腸の動きが鈍くなります。
    これにより便秘や下痢、胃の不快感が生じることがあります。
    ストレスや緊張が続くと交感神経が活発になり、消化器系の調整が乱れるため、これらの症状が現れやすくなります

自律神経のセルフチェック項目

自律神経のセルフチェックに追加できる項目を以下にまとめました。
これらは、自律神経失調症の症状として一般的に報告されているものです。

  • 疲れが取れにくい
  • 寝つきが悪い
  • 頭痛や肩こりが頻繁にある
  • 倦怠感や慢性的な疲労感
  • 耳鳴りやめまい
  • 胸の圧迫感や苦しさ
  • 動悸や脈拍が速い
  • 手足の震え
  • 便秘や下痢を繰り返す
  • 全身がだるい
  • 強い光、大きな音に過剰に反応してしまう
  • 身体がよく火照る
  • 寝汗をよくかいている
  • 手足のしびれ
  • 胃の調子が悪く、食欲不振や胸やけ、吐き気がある
  • 朝、起きるのがつらい
  • 寝ても寝ても疲れが取れない
  • 喉に違和感がある
  • 不安やイライラが多い
  • 気分が憂うつである
  • 集中力が続かない
  • 怖い夢を頻繁に見る、金縛りにあう
  • 風邪でもないのに咳が出る

これらの項目に5個以上当てはまる場合、自律神経のバランスが乱れている可能性があります。

骨格の歪みと自律神経の関係

骨格の歪み、特に脊椎や頸椎の歪みは、自律神経の働きに大きな影響を与えることがあります。
自律神経は脊髄を通じて全身に広がっており、脊椎が歪むことで神経の伝達に影響を及ぼす可能性があります。

  1. 神経圧迫
    骨格が歪むと、脊椎を通る神経が圧迫されることがあります。
    この圧迫が神経伝達を妨げ、自律神経の働きを乱す原因となります。
    特に頸椎の歪みは、頭部や首周りの神経に影響を与えやすく、これが自律神経のバランスを崩す一因となります。

  2. 血流の阻害
    骨格の歪みは、血流にも影響を与えます。
    血流が悪化すると、脳や内臓への酸素や栄養の供給が不十分になり、自律神経の調整機能が低下します。
    特に、脳への血流が不安定になると、頭痛やめまいといった症状が現れることがあります。

  3. 筋肉の緊張
    骨格の歪みは、周囲の筋肉に過度な緊張を引き起こします。
    この筋肉の緊張がストレスとなり、自律神経に悪影響を及ぼします。
    筋肉の緊張が続くと、交感神経が過剰に働き、リラックスするための副交感神経が十分に機能しなくなります。

  4. 姿勢の影響
    不良姿勢が続くと、骨格の歪みが進行し、自律神経の働きに影響を与えることがあります。
    長時間のデスクワークやスマートフォンの使用などで姿勢が悪化すると、頸椎や背骨に負担がかかりやすくなります。

これらの要因が組み合わさることで、骨格の歪みが自律神経に影響を与え、さまざまな身体的不調を引き起こすことがあります。
したがって、骨格のバランスを整えることは、自律神経や心身の健康を維持するために非常に重要です。
そんな骨格を整え自律神経の問題を解決するということにおいて、カイロプラクティックは非常に有効な施術法です。

カイロプラクティックが自律神経の問題にに対し有効な理由

カイロプラクティックは手技を用いて骨格の歪みを調整し、神経圧迫を軽減することで自律神経の伝達を正常な状態に近づけます。
この結果、神経の伝達がスムーズになり、体全体の機能が向上します。
そのため、骨格の歪みが改善されると、交感神経と副交感神経のバランスが整い自律神経の働きが正常化するため、ストレスが軽減されリラックスしやすくなります。
特に頸椎は自律神経にとって非常に重要な部位であり、頸椎の歪みが改善されることで脳への血流が良くなり、頭痛やめまいなどの症状が軽減されることがあります。
また、頸椎の調整は睡眠の質を向上させる効果もあり、副交感神経が優位に働くことで深い眠りを得やすくなります。
さらに、カイロプラクティックは筋肉や関節の緊張を和らげ、痛みを軽減する効果があるため、日常生活での動きがスムーズになり、活動の質が向上します。
これにより、消化や循環、免疫機能など全身の健康が促進され、体全体のバランスが整い、健康的な生活を送ることができます。

以下に、カイロプラクティックにより変化する自律神経の症状をまとめました。

  • 心身の調和
    カイロプラクティックを受けることで骨格が整い自律神経のバランスが改善し、心と体の調和が取れるようになります。
    骨格の歪みによる自覚できないストレスが減ることで仕事中の集中力が増し、効率よく仕事をこなせるようになります。
    また、ストレスが減り精神的余裕ができることで家族や友人との会話がスムーズになり、人間関係も良好になります。
    また、ストレスが減り精神的な余裕が生まれることで、子供との時間をより楽しむことができ、親子の関係がより親密になります。
    これにより、良好な親子関係を築くことも可能になります。

  • 生活の質向上
    ストレスが軽減され睡眠の質が改善されると、日常生活の質がぐっと向上します。
    朝はすっきりと目覚め、日中は元気に活動できるようになり、趣味やスポーツを楽しむ余裕が生まれます。
    休日に1日中しんどいから、だらだら過ごしたり、寝て過ごしたり・・・
    ではなく自分の過ごしたい1日を、より充実して過ごせるようになります。
    また、疲れにくくなることで仕事後の時間を有効に使い、自己啓発やリラックスの時間を確保することができます。

  • 自然治癒力の向上
    自律神経が正常に働くことで、体の自然治癒力が高まります。
    これにより、風邪を引きにくくなったり、怪我の回復が早まったりします。
    体調を崩しにくくなることで、病院に行く回数が減り、医療費の節約にもつながります。
    また、健康維持がしやすくなり、日常の健康管理が楽になって安心して生活できるようになります。 

院長の自律神経のバランスを壊した実体験

私はかつて無理をしすぎた結果、自律神経のバランスを壊し悩まされた経験があります。

この仕事を始めたばかりの頃は、ダブルワークで生計を立てていました。
仕事量が多く、それに比例してストレスも日々強く感じていました。
若さにかまけて、自分の身体の状態に向き合わず無理を続けていたところ、ある日、身体が我慢や無理の限界を超えてしまいました。

その違和感に気づいたのは、寝るために布団に入ったときでした。
通常、睡眠に入る前には体の中心部の体温(深部体温)が下がり始め、体温が下がることで眠気が増し、スムーズに眠りに入ることができます。
しかし、自律神経のバランスが壊れた私は、身体の熱が外へ逃げず、体内にこもり続ける状態になってしまったのです。
布団を羽織れば暑くて寝られず、一番ひどい時は1月から2月といった真冬に保冷剤を抱えて寝ていました。
それでも身体のほてりが取れず、寝られない状態が続きました。
寝よう寝ようとしてもまともに寝ることができず、朝5時ごろにようやく眠気が限界に達し、8時に目が覚めるという日々が続きました。
このような状態では、寝ている間に全く回復ができず、身体がどんどんとボロボロになっていきました。
さらに、自律神経のバランスが壊れたこの時期は、音や光に対しても非常に強いストレスを感じていました。
太陽の光や街中の大きな音に過剰に反応し、身体がとても辛い思いをしました。

この経験から伝えたいことは、無理や我慢は一定ラインを超えてしまうと、心身ともに壊れてしまうということです。
身体に関するプロであっても、無理をすれば壊れてしまいます。
壊れる前に治すのと、壊れてから治すのでは、元の状態に戻るまでの時間に大きな差が出ます。
(この自律神経を壊したのは27歳のとき、元の状態まで回復するのに半年ほどかかりました。)
不調を感じることが以前と比べて増えたと感じる方は、早めに専門家に相談し、壊れる前に対処してください。

まとめ

自律神経は、私たちの体の基本的な機能を無意識に調整する重要な役割を果たしています。
しかし、現代社会におけるストレスや生活習慣の乱れにより、多くの人が自律神経のバランスを崩し、さまざまな不調を抱えています。
骨格の歪みが自律神経に与える影響は大きく、特に頸椎の歪みは睡眠の質を低下させる原因となります。
カイロプラクティックは、骨格を本来の位置に戻し、自律神経のバランスを整える効果的な方法です。
頸椎の改善を通じて、睡眠の質を向上させるだけでなく、全身の健康を促進します。
自然治癒力を引き出し、健康的な生活をサポートするカイロプラクティックの施術をぜひ体験してみてください。

カイロプラクティック健寿では、あなたの体の状態に合わせた施術を提供しています。
自律神経に関係するお悩みを抱えている方は、ぜひ一度ご相談ください。
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カイロプラクティック健寿 代表
難波北斗
全国生活普及会認定 上級・A級カイロプラクター、健康管理士
カイロプラクティック健寿では、患者様一人一人に質の高い健康と美しさを提供できるように、ご自身が自覚されている不調の改善のみでなく、自覚できていない部分に関しても改善をしていきます。 骨格の歪みは心身の健康と美しさに密接に関わっており、一時的な痛みの改善ではなく、根本的な健康と美しさを維持するために患者様の健康管理に必要なホームケアのご提案を行い、悩みのない美しい身体を取り戻していきます。
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