巻き爪の原因は足元だけじゃない!骨格の歪みと重心のバランスの関係
公開日:
/
最終更新日:
「歩くたびに指が痛くて、靴を履くのが憂鬱・・・」
「階段を上るたびに、爪が食い込んで顔をしかめてしまう」
「お気に入りの靴を履くことができず、外出が億劫に感じる」
などと感じることはありませんか?
巻き爪は、足元の小さな問題として見過ごされがちですが、実は身体全体の健康に大きな影響を及ぼします。
さらに、巻き爪の痛みによって歩き方が不自然になると、姿勢のバランスが崩れ様々な身体の不調を引き起こす悪循環に陥る可能性があります。
この記事では、岡山県でカイロプラクティック施術院 カイロプラクティック健寿を営んでいる私が、巻き爪の一般的に知られている原因だけでなく、骨格の歪みや姿勢のバランスがどのように巻き爪に影響を与えているのか、そしてその改善方法について、足先だけではなく、身体全てを見るカイロプラクティックの観点から詳しくお伝えします。
私は、アメリカのカイロプラクティックドクターからも直接指導を受け、5年間にわたり施術院を経営し、延べ3,000人以上の患者様を対応してきました。
自分自身が交通事故で首を痛めた経験から、「頭痛、不眠症、首こり、自律神経失調症」など、頸椎の歪みから生じる問題に特化した施術院を行っています。
それでは、巻き爪の原因や影響、そして効果的な対処法について詳しく解説していきます。
巻き爪対策で巻き爪が改善しない方は一気にこちらをご覧ください
巻き爪とは?
巻き爪は、爪の端が内側に巻き込んでしまう状態を指し、特に足の親指に発生しやすい問題です。
爪が皮膚に食い込むことで痛みや炎症を引き起こし、日常生活に支障をきたすことがあります。
具体的な事例として、歩行時や靴を履く際に鋭い痛みを感じることが多く、爪が皮膚を刺激することで炎症や腫れが生じる場合があります。
巻き爪を放置すると、以下のようなリスクが考えられます。
- 痛みの悪化
爪が皮膚を刺し続けることで痛みが増し、歩行や日常の動作が困難になることがあります。 - 炎症・化膿
放置することで爪が皮膚に深く食い込み、細菌感染を引き起こし、炎症や化膿が進行する可能性があります。 - タコ・ウオノメの発生
正しい歩き方ができなくなることで、足の特定の部位に圧力が集中し、タコやウオノメが形成されることがあります。
- 関節への影響
足の指を正しく使えないため歩行時の姿勢が悪化し、膝や腰に負担がかかり関節痛を引き起こす可能性があります。 - 転倒のリスク
歩行バランスが崩れることで、つまずきや転倒の危険性が高まります。
特に高齢者にとっては、転倒による骨折が大きなリスクとなります。
これらのリスクを避けるためには、早期の対策が重要です。
巻き爪の症状が軽度であっても、放置せずに適切なケアを行うことが推奨されます。
巻き爪の原因について
巻き爪の原因は一つに限らず、多岐にわたります。
爪の形状や靴のサイズが直接的な要因として挙げられますが、それだけではありません。
体質的な素因や正しい歩き方でないこと、靴による外的刺激も主な要因です。
また、深爪や合わない靴の着用も巻き爪を引き起こす原因となります。
これらの原因を以下の表にまとめました。
- 爪の形状
爪が通常よりも丸みを帯びている場合、爪の端が皮膚に食い込みやすくなります。
例えば、遺伝的に爪が丸くなりやすい人は、爪が成長するにつれて端が内側に巻き込む傾向があり、これが巻き爪の原因となります。 - 靴のサイズ
靴が小さすぎると、爪が常に圧迫された状態になり、爪が皮膚に食い込むリスクが高まります。
一方、大きすぎる靴は足が靴の中で動きすぎ、摩擦が生じて爪に負担をかけます。
例えば、つま先が狭い靴を長時間履くと、爪が圧迫されて巻き爪になりやすくなります。 - 体質的素因
遺伝的に爪が厚く硬い場合、爪が皮膚に食い込みやすくなります。
例えば、家族に巻き爪の人が多い場合、その体質を受け継いでいる可能性があり注意が必要です。 - 不適切な歩き方
歩行時に足の指を適切に使わず、かかとだけで歩くような場合、爪に不自然な力がかかります。
例えば、足の指を使わずに歩くと、爪が前方に押し出され、巻き爪を引き起こすことがあります。 - 靴による外的刺激
硬い素材の靴やフィット感の悪い靴を履くと、靴の内側が爪を圧迫し、摩擦が生じます。
例えば、新しい靴で靴ずれができるような状況では、爪にも同様の圧力がかかり巻き爪の原因となります。 - 深爪
爪を短く切りすぎると、皮膚に食い込みやすくなります。
例えば、爪を深く切りすぎた結果、爪の端が皮膚に刺さり炎症を引き起こしやすくなります。
一般的な巻き爪の改善方法
巻き爪を改善するためには、早期の対策と適切なケアが重要です。
以下に一般的な改善方法を紹介します。
- 正しい爪の切り方
爪は「スクエアオフカット」で切るのが理想的です。
爪の角を切りすぎず、少し丸みのある四角形に整えることで、爪が皮膚に食い込むのを防ぎます。
また、深爪を避けるために、爪の白い部分を少し残して切るように心掛けましょう。 - 適切な靴の選択
足に合った靴を選ぶことが重要です。
靴が足の指に無理な力をかけないようにし、特に、つま先に余裕がある靴を選ぶことで、巻き爪の予防に効果的です。 - 爪の保護とケア
爪を柔らかく保つためのクリームやオイルを使用することが推奨されます。
これにより、爪の柔軟性が向上し、巻き込みを防ぐことができます。 - 専門家による治療
巻き爪が進行している場合や自己処理が困難な場合は、専門家による治療を受けることが重要です。
医療機関では、爪の矯正や切除、専用の装具を用いた治療が行われます。 - 日常のケアと予防策
日常的に足の清潔を保ち、適切なケアを行うことで、巻き爪の再発を防ぐことができます。
また、定期的に足の状態をチェックし、異常があれば早めに対処することが大切です。
巻き爪が改善しない場合の次のステップ
一般的な巻き爪の改善方法を試しても症状が改善しない場合、骨格の歪みにより重心の偏りが巻き爪の原因となっている可能性があります。
骨格が歪むことで、重心が前方にかかり続け、特定の部位に過度な負担がかかることがあります。
これにより、足の指に不自然な力がかかり、爪が巻き込むように変形することがあります。
(※骨格が歪んだからといって、必ずしも全ての人の重心が前に移動するわけではありません。)
本来、私たちの体重は足の裏全体で支えるものですが、それが足先で体重を支える状態を続けると、爪が指先に食い込みやすくなり、巻き爪を引き起こしやすくなります。
このような状態が続くと巻き爪の症状が悪化しやすく、また、巻き爪の解消が難しくなります。
したがって、巻き爪の根本的な解決には、足の裏全体で体重を支える正しい姿勢とバランスを取り戻すことが不可欠です。
これにより、巻き爪の予防だけでなく、全身の健康改善にもつながります。
個々の体の状態や生活習慣によって、重心の変化は異なります。
そのため、巻き爪が改善しない場合は、専門家に相談し骨格のバランスや重心の状態を評価してもらうことが重要です。
これにより、根本的な原因にアプローチし、効果的な改善策を講じることが可能になります。
まとめ
巻き爪は、単なる足の問題として片付けられがちですが、一般的な巻き爪の改善方法を試しても効果が見られない場合、骨格の歪みによって重心が前方に偏っている可能性が高いです。
このような場合、巻き爪の根本的な解決には身体全体のバランスを見直し、重心を本来の中心に戻すことが不可欠です。
重心が正しく整うことで、巻き爪の改善だけでなく膝や腰への負担軽減、全身の健康改善につながります。
当院では、巻き爪の症状改善に加えて、骨格の歪みや重心の偏りを専門的に診断し、適切な施術を行っています。
自分では気づきにくい身体の歪みや重心の偏りを正確に把握し、効果的な改善策を講じることができます。
巻き爪でお悩みの方、特に一般的な改善方法では効果が見られなかった方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
専門的な観点からあなたの身体全体を診て、最適な改善策をご提案いたします。
◆当施術院がオススメの方
・整体、整骨院で解決しなかった慢性的な症状でお悩みの方
・自律神経を整え、根本的に不調を改善したい方
・首こりや肩こりにストレス、悩みを抱えている方
・毎日行う睡眠で問題の生じている方
・身体を整えパフォーマンスを上げたい方
◆特徴
・頭痛、吐き気、めまい、毎日眠れない(不眠症)といった首の歪みに特化
・一切施術しなくても患者様自身で
身体を整えられるレベルのホームケアの提供
・96.3%の方が効果を実感
・新コンテンツ 寝ている間に痩せる体質づくり「寝痩せダイエット」コース展開中
~首を整え質の高い健康と美しさを~
カイロプラクティック健寿
◇岡山県岡山市北区撫川1284-1
◇ 10:00~22:00
◇ 完全予約制/(不定休)
◇TEL:070-5520-8973